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『エネルギー法研究:政府規制の法と政策を中心として』(日本評論社) 388 頁 ISBN978-4-535-51742-4 定価7千円(本体価格) 「次代のエネルギー,太陽光発電の可能性:政府の本気度を問う!求められる政策の整合性」『月刊ビジネスアイ・エネコ』4月号42~45頁(日本工業新聞新社) 雑誌コード番号17775-04

近況報告

 藤原研究会(藤原ゼミ)卒業生の諸君,お元気ですか。  昨2009(平成21)年3月に慶應義塾大学(以下「慶應」という)を定年退職し明治学院大学法科大学院(以下「明学」という)に移って丸1年が過ぎました。明学は3学年間と聞いていますので,ちょうど折り返し点にかかったところです。今学年度は,慶應の非常勤として,法科大学院春学期選択科目「現代行政争訟」1科目のほか,留学教員の穴埋め的助っ人として法学研究科「行政法合同演習」通年1科目を担当します。  前者の法科大学院授業は,明学の学部授業終了後で,後者法学研究科授業は,明学の授業前です。そこで,いままで以上に頻繁に高輪校舎・三田間を移動します。実は今年3月下旬に品川・三田間に毎時3本程度の港区「ちぃばす」と称するバス路線が開設されました。高輪警察前・三田三丁目間を乗車すれば,キャンパス移動時間を短縮できるはずです。ところがこの路線には港区役所経由の便もあり,それがどういうルールなのか見当が付かないため,まだ利用していません。そこで全行程散歩か,JR品川・田町経由で移動しています。この散歩道の高輪2丁目にイタリアン・レストランのトレミール (Tremeal) があり,昼食時によく立ち寄ります。献立は,よく工夫されていると思います。 [学外の公職]  前回の近況報告(昨2009年9月21日)から変化はありません。 [研究アウトプット]  前回の近況報告で予告したように,『エネルギー法研究:政府規制の法と政策を中心として』(日本評論社,2010年3月)が刊行されました。最終講義で公約(?)の未達の著書2点のうちの1つです。藤原ゼミ卒業生で日本評論社法律編集部田中早苗さんの協力のもと,慶應時代の既発表の論文を統一課題のもと部分的に補筆しつつまとめ,序章と結章とを書き下ろしたものです。本書の刊行には,明治学院大学学術振興基金からの出版助成を受けています。  前回の近況報告で脱稿したが未校正と述べていた加除式の追録2件,第一法規(自治法)及びぎょうせい(情報公開),いずれも刊行されました。また,ジュリスト『経済法判例・審判百選』は,4月26日発売とのことです。  4月に,日本工業新聞新社(フジ産経グループ)の『月刊エネルギー』と『月刊地球環境』が統合され『月刊ビジネスアイ・エネコ(Business i. ENECO)』が誕生しました