暑中お見舞い申し上げます。このところ日中は摂氏40度弱、夜間も30度弱という例年をはるかに上回る熱波の毎日です。もっとも比較的湿度は高くなく、この点では会議で2度訪問したシンガポールや、帰路現地調査で訪問したマレーシアほどにはムーンとしていないだけ救われます。 新型コロナ(COVID-19)は、先便(2023年12月、2024年1月2日追記)ののちも終息せず、いまは第11波に入っているとのことです。 6月9日(日)、公益事業学会のため実に4年振りに鶴見川・多摩川を越えて三田校舎に行きました。日曜のためキャンパス内は閑散としていました。私はもともと花粉症で年中マスク着用なので、暑くなってもマスク着用に違和感はありませんが、電車が横浜駅に近付くと、マスク着用者をほとんど見掛けなくなるのは驚きです。帰宅まで、車内も街中も生きた心地がしません。 先便で述べた植田日銀総裁の金融政策、公式の金利上昇は国債利払い増につながるとの忖度のもと、動く気配がほぼありません。一部政治家の線香花火的発言による円高はあっても、コーネル大学滞在の1985年(阪神タイガース優勝の年)、コロンビア大学滞在の1992年~1993年当時の円・ドル為替レートからすれば、まだまだ円安です。いずれにせよ、円安による国際的購買力の低下による資源エネルギー(光熱費、冷房費)高、食材高による生活圧迫に加えて、子育て世代優遇の財源としての健康保険料引上げにより、年金世代は悲鳴をあげています。早い話、エンゲル係数はうなぎ上りです。安倍内閣以降顕著な歯止めなき「ばら蒔き作戦」による国債乱発は、結局は次世代がツケを払うことになるのですよ。 [Ⅰ 巣ごもり通信(続報)] 2020年1月からの「巣ごもり生活」は相変わらずです。ペースメーカー装着後丸1年が経ち、体になじんできたのか、30歳台から少し高めだった血圧もおどろくほどさがって非常に安定的です。日課の30~40分を要する「体操」は、先便で日に2サイクルと書きましたが、これに加えて起床後にラジオ体操1~3をするようになりました。 [Ⅱ 身辺での出来事(続報)] 先便(3)の「総合病院の移築」問題その後 問題の病院は、都市計画法上の都市施設(同法11条1項6号)であるため、都市計画の一部変更の手続が付随します。第1に、病院の「位置」及び「面積」の変更、第2に、同病院への交通ア...